アマゾンポイントの有効期限切れが近かったので、何か面白いものが無いか調べていたらニコンのアイピースを発見。
α7Ⅱのファインダーには現状不満は無いですが、面白そうなのでこれを使って丸窓化したので紹介してみます。
ニコンの部品を使ってα7Ⅱを丸窓化してみた
*ニコンフラグシップD5の丸窓
デジタル一眼レフの上位機種のファインダーはこぞって丸窓。見やすさなどいろんなメリットがあると思いますが、個人的には見た目がカッコよくて憧れます(ミーハーw)
一方α7Ⅱのファインダーはとても普通。
良く言えばシンプル。悪く言えば地味。これはこれで好きですが、お遊びで憧れの丸窓にしてみます。
今回3つのパーツを使用。
買った商品は全部アマゾンで入手しました。
Nikon FAアイピース
アイピース。D5などのと比べるとちょっと安っぽいですが、これ単体で使うわけではないので問題ありません。
Nikon FA 目当てゴム DK-3
先程のアイピースに取り付ける大袈裟な目当てゴムです。
アイピース単体だとどうもしょぼいので追加で購入しました。
この目当てゴムとアイピースにはそれぞれネジ山がありますが、直接はめこむことはできません。そこで以下のアダプターを使ってはめこみます。
Nikon アイピースアダプター
左がアイピースと目当てゴム。右がアイピースアダプターです。
これを正しい順に取り付け(アダプター、目当てゴム、アイピースの順)
目当てゴムをアダプターとアイピースで挟み込むイメージです。これでようやくα7Ⅱに装着できます。
α7Ⅱに取り付ける
取外し方。少し固めですが既存のアイピースを上側に押してやると外れます。
外れました。今度は丸窓化の為に逆の手順で取り付け。
上からはめこむだけ。他社メーカー品なのでちょっと収まりが悪いですが、無理なく取り付けることができますよ。
念のため、アイセンサーに被らないようアダプターの位置を調節して動作確認してください。
これにて完成。ちょっとやり過ぎ感ある見た目です。
α7Ⅱの丸窓化の感想
かなり大袈裟な丸窓化に成功。
横から見ると結構飛び出しています。この目当てゴムには利点があり、接眼ポイントが通常より手前になる為、鼻の頭が液晶に触れにくくなるのです。
また、ファインダーを覗くぞ!という気持ちも通常より増幅されて集中力が高まり、いい写真が撮れます(願望)
強烈な光源や太陽光もファインダー内には届かないので屋外でも集中して覗けるメリットもありますね。
問題点
上記の丸窓化にもいくつか問題点があります。
・外れやすい
カメラバッグに入れておいて、いざ使う時になってカメラを取り出すとアイピースが外れていることがあります。
これはアイピースアダプターが完全に装着できていない為です。
・アイセンサーの誤作動
α7Ⅱ側のアイセンサーが誤作動を起こしている訳ではないのですが、これもアイピースアダプターが完全互換でないため起きる弊害。
何なのかと言うと、通常、ファインダーを覗いた時に背面液晶からEVFに映像が切り替わるはずが上記のアイテムを装着していることで常にEVFが作動してしまうこと。
上手くアダプターの位置を調整してやるとこの現象は起こらなくなるのですが、外れやすいのと同じく面倒です。
・若干、左右の視野が狭くなる
気にならない人は気づかないかもしれないレベルですが、通常のアイピースと比べて少しだけ左右の映像が隠れます。
自身で少し覗く角度を変えてやれば全く問題はありませんが、この程度は人によるでしょう。
・背面液晶に被る
これだけ大きいアイピース目当てが付いているので当然ですが、液晶の上が少し隠れます。
個人的にこれはちょっと難点です。
・見る人によっては変に思われる
街中でこれを装着して撮影しているとなんだアイツは?と思われるかもしれません。これが気になる人は自然相手が無難です笑。
一方、カメラをやっている人には「おっ」と思われるかもしれませんね。
追記:2017年4月11日
目当てゴムの外輪を押し込んでみるとこんな風になります。こちらのほうが見た目的にはいい感じでしょうか?僕はこのやり方で使っています。
まとめ
これでα7Ⅱの丸窓化は終了です。D5などのアイピースと比べると少々不恰好かな?という感じではありますが、お遊びにしてはいいかなと。
調べてみるとこのほかにもいろんなパーツがあって、これよりもカッコいい、便利、といった組み合わせもあると思います。
比較的安価で、大きな変化を得られるこの3点セット、気になった方どうぞお試しください。
コメント