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finetrackのバラクラバビーニーをレビュー!極寒での撮影にもおすすめ

 

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

北海道もようやっと本気を出してきたようで、先週あたりから冷え込みはなかなかのものです。

喜茂別では-31.3度だとか!

 

極寒が見せる自然の美しさはこの時期ならではなので、その貴重な瞬間を撮ってみたいですよね。

しかし、快適に撮影するためにも防寒対策は非常に重要

 

僕自身、写真を撮るようになってから、防寒装備は以前と比べものにならないくらいレベルアップしていますが、それでも先日のマイナス20度近い大津海岸でまだ不十分な点がありました。

改めて感じましたが問題は気温よりも風です。特に顔(主に頬)と指先の防寒をしっかりしないと大変な目に遭います。

 

大津海岸では顔に関して事前に準備していたアイテムがすごく役立ちました。

そこで、さっそく顔の防寒アイテム『バラクラバ』を紹介しようと思います。

 

目次

冬の撮影で顔や頭部を守る必要性

まずはじめに、冬の野外活動で注意しなければならないのが「凍傷」です。

凍傷とはご存知のとおり、低温によって皮膚や皮下組織に傷害が生じること。

凍傷になると皮膚が白くなったり、痛みがでたり、重度なものだと壊死が起こったりするとても怖いものです。

心臓から遠い身体の末端で起こりやすく、手足の指、顔や耳などがなりやすいので注意が必要。

 

これは冬の撮影でも同じで、手の防寒はみんな寒いからか手袋をきちんと装着していますが頭や顔は隙が多いように感じます。

風がある日なんかはいつもよりダメージを受けやすいので特に注意が必要。そのため素肌の露出は最小限にする必要があります。

最低でも厚手のニット帽を被って耳と頭は守った方が身の為だと思います。

ただし、実際のところニット帽やコートのフードだけでは顔までは防寒できませんよね?

 

顔や頭、首周り全てをカバーして守るとなるとやはりバラクラバを使うのがオススメですね。

 

バラクラバとは

バラクラバというと、もしかしたら聞き馴染みがないかもしれませんが、目出し帽といえばわかりやすいでしょうか。

海外の動画で銀行強盗の犯人がかぶっているあれです。

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こんなやつ

 

特長はなんといってもこの怪しい見た目w

頭から被って顔全体をすっぽりと覆ってしまうので防寒性の高さはなんとなく想像できるかと思います。

素材がウールだったり化繊だったりそのハイブリッドだったり商品によっても特徴がいろいろとあります。

形状も多岐に渡り、実は冬山登山でも使われるくらい優れたものがたくさんあって、写真撮影でももちろん有効に使えるのです。

finetrackのバラクラバビーニーがオススメ

数あるバラクラバの中から僕が選んだのはfinetrackのバラクラバビーニー

 

これに決めた理由と特長を簡単に説明します。

 

finetrackバラクラバビーニーおすすめポイント1.頭・顔・首回りを広く防寒できる

バラクラバは頭から被って使用するので必然的に首元から頭頂部まで保護されます。

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こんな感じで見た目は怪しくなるものの、ニット帽やネックウォーマーだけでは補いきれないエリアをバラクラバひとつでカバーできるのは助かりますね。

 

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バラクラバビーニー(左):ニット帽とネックウォーマー(右)

分かりやすくするため意図的に隠す範囲を調整しましたが、普通に着用するとここまで露出範囲に差がでます。

特に鼻や頬はマフラーやネックウォーマーで工夫しても防寒が難しい場所なのでバラクラバはその点とても楽。

 

一方ネックウォーマーを鼻付近まで持ち上げればいいと思うかもしれませんが、そうなると呼気の逃げ場がないので氷結してしまう新たな問題も出てきます。

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この写真のように氷結すると不快です。

 

finetrackバラクラバビーニーおすすめポイント2.ブレスルーターによって呼気がうまく逃げてくれる

このようにネックウォーマーやマフラーだと氷結してしまう問題も、バラクラバビーニーであればブレスルーターによって問題が解決です。

具体的には、鼻のあたる部分に形状保持のフレームが入っていて、自由に形を変えられ、スムーズに空気を逃がしてくれるので氷結や濡れを軽減できます。

 

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鼻部分に隙間が形成されています。

 

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下から覗くともっと分かりやすいですね。

 

安価なバラクラバだとそもそもこのような穴が無かったりあっても造りが悪かったりします。そんなのを使っているとすぐに口元がびしょびしょに濡れて結局氷結。ストレスですね。

 

また、メガネやゴーグル使用時もブレスルーターのおかげで曇りにくいので嬉しい。

 

finetrackバラクラバビーニーおすすめポイント3.状況に応じて温度調節しやすい

バラクラバは優れた保温力があるので、無風時にちょっとした運動をすると結構暑くなりやすいです。

特にこの商品は頭部がビーニーとなっているので、そのまま被っていると頭が蒸れて取りたい衝動に駆られますが状況に応じて露出部位を変えられるので安心してください。

 

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このように、口元を開放した状態やネックウォーマーとしても使えたり、状況に応じて温度調節もしやすいです。

finetrackバラクラバビーニーおすすめポイント4.抜群の保温性

他の一般的なバラクラバと違いこの商品は、ビーニーとバラクラバ両方のイイとこ取りでとても保温力が高いです。

大抵の場合、頭部分も顔や首回りと同じ生地の厚さですが、バラクラバビーニーはこのようにビーニーとしての役割を担えるくらい生地がしっかりしています。さらに起毛もあるので肌触りも良く暖かい

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ちなみにfinetrackには「メリノスピンバラクラバ」という商品もありますが、バラクラバビーニーとの違いは頭頂部がビーニーになっているかいないかの違いだと思われます(ビーニー部以外の素材構成が同じため)

僕の場合は撮影での防寒目的なので厚めの生地の方が嬉しいのでバラクラバビーニーに決めました。

ビーニーはいらないという人はこちらの方が安価なのでメリノスピンがいいですね。

 

finetrackバラクラバビーニーおすすめポイント5.撥水加工もされている

このバラクラバビーニーですが、雪や水を弾く表面生地となっています。そのため耐久撥水加工がされているので少量の雪や水なら弾いてくれます。

試しに水を数滴落してみるとこの通り。

 

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見事に弾いてます。これなら多少の雪でも気にせずガンガン使えそうです。

 

バラクラバビーニーの欠点

さんざ褒め称えましたが、気になる点もあります。

一度被ると外すのが手間

いざ撮影を開始すればしばらく外すことはないでしょうが、中には車でちょいちょい移動して撮影することもあります。その場合だとやはり車内でバラクラバを被っていると暑いなと感じますね。

そんな時に、気軽に外すことができればいいのですが僕は普段メガネを使用しているのでいちいちメガネを取ってバラクラバを外す(脱ぐ?)のは結構手間です。

面倒くさがらずにやればいいだけのことですが、僕も含め人によっては手間だと感じる部分かもしれません。

 

使う場所によっては人目が気になる

僕は全く気になりませんが、バラクラバを被っていると結構視線を感じるのでそれが嫌だという人もいるかもしれません。

さすがに人の多い観光地でわざわざバラクラバとして使うことはしないですが(そんな時はネックウォーマーとして使います)、そこで堂々とバラクラバをつけてたら僕も見てしまうかも。

いずれにしても多少の注目は浴びるので、人目を気にしない図太い精神になるか見られることに慣れる必要があるかもですね。

割とガチなフォトグラファーには同じような格好の人が多いのでそういう人が集まる場所なら気にならないでしょう。

 

あとはこの商品の値段がちょっと高いこと。僕は楽天のポイントが余っていたので良かったですが、普通に買うとなるとためらうかも。

総合的に考えて、導入する利点の方が大きいと思いました。

 

まとめ

いかがでしたか?

 

ホームセンターで売ってる1,000円~2,000円のモノと比べてしまうとどうしても高く感じますが、実際に使ってみるとかなり効果を得られたので個人的には買ってよかったです。

 

無風や風が弱い場合はそんなに気にならないかもしれませんが、風があると予想されるスポットならきっと役立ちますよ。

みなさんも是非!!

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この記事を書いた人

北海道在住。写真にハマって登山と釣りとキャンプを始めた人。

生まれは南国だけど北国育ちで北海道が大好き。ブログを通じて北海道の魅力を伝えたい。

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