先日、たまたま通りかかった泊村の海水浴場でイベントを発見。しかも、何やら美味しそうな香りもします。
というわけで、写真を撮るという当初の予定を変更し、開催されていた「群来まつり」というお祭りに参加してきましたので紹介してみます。
写真を撮りに行ったと思ったらお祭りに参加していた
この日は岩場のリフレクションと夕陽を撮りたく、ロケハンも兼ねて岩内や泊村方面へ向かっていました
以前訪れたことのある、泊村の盃海水浴場付近の岩場は簡単に浅瀬に降りられることもあり、今日はそこで何枚か撮ろうかなと思い向かってみることに。
しかし、泊村を通過し目的地に向かっているといつもと様子が違います。
「駐車場満車」という看板とともにたくさんの人が僕の目指している目的地方向へと歩いているではないですか。
もしやと思いましたが、目的地手前のトンネルを越えると案の定、人だかりが。
どうやら、偶然にも毎年行われている群来まつりというお祭り事の日に来てしまったようです。
泊村の群来まつりについて
調べてみると今回で46回目のお祭りだとか。
以下、公式サイト引用
地元の海産物が楽しめる味覚のコーナーや、「おらほのカニ釣り名人戦」や「ウニ・ホタテ取り放題」などの参加イベントもあります。
ステージでは毎年人気の歌謡ショーや多彩なプログラムが。夜には花火大会も開催されます。
プログラム内容をまとめると
- 泊の味コーナー
- 伊方町物産コーナー
- トップパフォーマンスワールド
- 海藻おしば作りコーナー
- キッズダンスパフォーマンス
- 開会式
- 群来もちまき
- おらほカニ釣り名人戦
- お楽しみゲーム大会
- ウニ・ホタテ採り放題
- 歌謡ショー
- 花火大会
僕が着いた時間は夕方だったのでほとんどのイベント事は終わってしまっていましたが、歌謡ショーと泊の味コーナー(露店)、夏の風物詩花火大会は参加できました。
ウニ・ホタテ採り放題がどんなものだったのか気になりますね。
群来まつり開催場所と周辺情報
グーグルマップではこちら。
住所:北海道古宇郡泊村興志内村茂岩231 付近
会場:盃海水浴場
駐車場:無料
アクセス:札幌から車で2時間10分程度
トイレ:盃海水浴場入口にあり
主催:群来祭り実行委員会
電話:0135-75-2101
補足情報。
僕が向かっている時、時刻は17時前後だったのですが、3カ所確認できた駐車場(いずれも国道沿いに看板あり)は満車となっていました。
めちゃくちゃ人気だなこのお祭り。
車停められなくて帰ることになるのか・・・??
なんて思っていましたが、ちょうどトイレに行きたくなり、盃野営場の近くにトイレがあったことを思い出したので、そちらに行こうとすると誘導員があっさり通してくれました。
もう満車だからダメだよーって帰されると思ったのに。
実はこの盃野営場の駐車場とすぐ近くの、もいわ壮跡地の駐車場が一番会場に近く、便利なため絶対入れないと思っていたのでかなりラッキーでした。
ここも満車の看板があったんですけどねw
でもよく見るとチラホラ駐車場も空いています。よくよく考えたら帰るお客さんも居るので当然ですよね。
ということで、とりあえず遠方から車で来る場合、一番近くの盃駐車場に停められるか確認してみるといいと思います。
群来まつりの様子
僕は夕方から参戦したので、ほとんどのイベント事は終わってしまっていましたが露店はまだまだかなり賑わっていました。
お腹も空いたしまずは腹ごしらえというわけで、適当に海の幸を買ってみる。
ほたて2つ、つぶ貝2つ、イカ焼き、これで700円。安い。
内訳:ほたて400円、つぶ300円、イカ0円
うちわ持った地元住人感満載のおじさんが「サービスしてやれ!」と取り分けているお兄さんに指示。めっちゃ気前いいw
尚、お店の関係者かどうかは不明。
せっかくなのでこれもいただきます。ドライバーなのでもちろんノンアル。
気分がいいので追加でカレイも頼んじゃった。
肝心の味の方は、現地の雰囲気もあってか格別にうまい。美味しくないわけがないよね。
サービス品のイカ焼きが思いの外、ふわふわの食感でビックリ。また食べたいな。
遠く、子どもたちは寄せ波が遊び相手。とても楽しそう。
こんな感じで花火までだらだらと過ごしました。
群来まつりの花火
20時からのビッグイベントの花火大会。
これまで花火を撮ったことは無かったのですがせっかくなのでチャレンジしてみることに。
初めてだったので撮り方や設定も分からなかったので現地で調べました。
ちなみに花火の規模はそこまで大きくないです。
玉数にして約1200発。ただ、その分、近距離から見ることができるのでそれなりの迫力はありました。
駐車場も無料で花火ももちろん無料、それを考えると十分かと思います。
花火撮影のカメラ設定と使用機材
打ちあがり始めてから最初の数分は設定を調整する時間に費やしました。
その結果、得られた設定が僕の場合はこんな感じ。
使用レンズ:SEL1635Z
モード:マニュアル
ISO:100
F値:F6.3~F11
SS:BULB(レリーズあり)
JPEG+RAWで撮影
もちろん三脚を使っています。上記マンフロット社のbefreeという小型軽量三脚であれば、持ち運びも苦では無く、きちんと仕事してくれました。
使ったレリーズはこちら。ソニー純正品ではないですがきちんと作動します。電池を入れるとタイマー機能が使えますが、シャッターを押すだけなら電池が無くても使えるので便利です。
それでは花火撮影、記念すべき最初の1枚目をどうぞ。
初めてにしてはいい感じ??
何枚も撮りまくってそれなりに見れる写真をピックアップ。1枚撮りだとこんなもんですねー。ほとんどが失敗写真で難しいけどすっごく楽しかった。
撮った花火を比較明合成(コンポジット)
先ほどの写真は全部1枚撮りなので、よほど規模の大きい花火大会でないとしょぼく見えてしまいます。
そこで、比較明合成という手法を使って花火を盛ってみました。
すると…
4枚の写真を使用して、いい感じに盛れました。けど水平取れてないですね。
これは合成と名のつくだけあって、ソフトを使ったガチガチの合成写真。
僕はアドビのフォトグラファー向けフォトプランに入っているのでLightroomとPhotoshopを使って比較明合成しています。
素人でも写真を読み込んで、ちょっと設定するだけでできてしまうくらい簡単です。
これは3枚合成。明るくなると煙も写ってしまうので加減が難しい。
4枚合成。迫力はないですが、このくらいだと綺麗に見えます。
5枚合成。同じ構図だと花火同士が重なるのでこれまた加減が難しい。
4枚合成。海なのでリフレクションは狙えないけどこういうのもいいですね。
4枚合成。
8枚合成。一応スターマインなのかな?元のデータは15枚くらいを合成したのですが、うるさすぎるので半分に間引きました。
Lrで露出やコントラストの調整はしているのですが、正解が分からない…。
自分の目で見た印象に近い現像を心掛けていますが、花火のレタッチ加減が難しい。
まとめ
花火撮影は難しかったですが、花火を見ながらレリーズをポチポチしているだけで写真も撮れてしまうので、なんだか一石二鳥な気分を味わえて得した気分。
偶然遭遇したお祭りでしたが、美味しいものも食べられて花火も撮れて、大満足の一日になりました。
撮影に使った機材
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